整体師の資格・・・①

柔道整復師鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師を除いた『整体師』には、国家資格は存在せず、あるのは整体学校・スクールが付与する民間資格になります。

この民間資格は、整体師の就職・転職に有利に働くものではなく、『この資格があれば仕事に困らず一生安泰』というわけでもありませんが、整体師に必要な知識を勉強してきた証にはなります。

整体師になるための整体学校やスクールは、少人数制で行われている場合が多く、好きな時に入学して、定められた期間内にすべての単位を習得することさえ出来れば、好きな時に通学することができます。

将来的な転職や脱サラ(独立開業)を考えて、他の仕事をしながら通う人が多く、生徒の年齢層も18歳から約70歳までと幅があります。

整体師の試験は民間資格しか存在せず、しかも就職と転職に有利に働くものではないことを考えると、『整体師の民間資格を取得するメリットはあるのか?』が気になるところですよね。

それでも整体師の資格を取得しておくことのメリットはあります。

民間資格を持っていることで、整体の知識を学んできたことの証明になり、お客様に安心感を与えるからです。

もし、あなたが整体院に治療をしてもらいに行ったとして、院内に資格証明書が展示されていなかったらどう感じるでしょうか?

『先生は信頼しても大丈夫なのだろうか?』

ということを考えるかも知れません。

独立開業した場合に、お客様の良い評判と口コミを獲得するキッカケにもなります。

独立開業すると、お客様の信頼はゼロからスタートすることになります。そんな状態で、お客様の良い評判と口コミを勝ち取り、リピーターになってもらうために必要なことは、まず経験よりも『知識』です。

整骨院鍼灸院での治療は、数百円程度で済みますので、『もし自分に合わなければ他の院に行こう』という軽いノリで通院することも可能ですが、一回数千円程度を支払う整体院であればそうはいきません。

高い金額を支払うお客様の目は、通常よりも厳しくなるものです。

新規顧客が整体師を判断する材料はまず『知識』しかなく、その後に施術スキルを評価することになります。

これは整体院の院長としてではなく、スタッフとして働くときであっても全く同じことで、整体院の民間資格は、お客様の信頼を勝ち取るために有効です。

つづく・・・

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