資格取得後の進路・・・①
整体師の民間資格を取得してから、いきなり開業する人もいますが、整体師とは『資格さえ持っていればお客様が満足してくれる仕事』ではなく、人体の専門知識を持ちながら、お客様の症状にあった施術スキルがあることが何よりも大切で、適切な施術を行うために必要なものが『経験』になります。
将来的な開業を目指す人であっても、まずは給料をもらいながら生活を安定させて、施術経験を積むことは、整体師にとって大きなメリットになります。
就職することのデメリットは、収入的な将来性を感じられないことにあります。
雇用される整体師は、一般企業の会社員に比べて年収が低く大幅な昇給も見込めないことが一般的で、『整体院でトップの成績になる』『付属院の店長になる』などの目標を持てたとしても、それで給料が倍になるかというと、その可能性は低いでしょう。
就職することで安心感はえられますが、そのまま働き続けることに将来性を見いだせず、しかも独立開業する覚悟を持てなかった場合は、整体師の業界から去っていく人が多いです。
結婚、出産、マイホーム購入などの人性設計を立てようにも、サラリーマン整体師として働き続けることには収入的なメリットがないため、最終的には開業を目指さなければ、いずれどこかで行き詰まってしまうでしょう。
整体の求人数は多いのか・・・
整体院、整骨院、鍼灸院では常に人材を募集しているケースが多いため、就職には困らないでしょう。
規模が大きい店舗ほど一日に数十人~数百人のお客様を施術するスタッフが必要になり、過酷な労働になるため、常に新しい人手を必要としているからです。
求人広告をうっていない整体院の方が多いので、気になる店舗がある場合には、入口に『スタッフ募集」の張り紙がきれていないか?を確認し、直接問い合わせてみると良いでしょう。
もし整体学校に通って民間資格を取得する場合は、卒業前に提携している整体院への就職を斡旋してくれるケースが多く、『就職率100%』を謳う整体学校もあるため、卒業する頃には就職が決まっているでしょう。
これは整体学校だけにあるメリットです。
つづく・・・
すすめ整体院
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