資格取得後の進路・・・③

整体師として独立開業するメリットは、自分が経営する整体院で、独自の施術を追求できることです。

店長の下で働くスタッフの場合は、院内の治療方針に従うこととなり、店長のやり方に逆らうことは出来ませんが、開業することで治療方針を自ら組み立てることができます。

そして 雇用スタッフとして働く場合には、時給、月給という形で給料をもらうことになりますが、独立すると頑張ったら頑張った分だけ自分の収入につながり、やりがいを得られます。

開業するデメリットとしては、うまく集客できなかった、リピーターを獲得できなかった場合には経営が立ち行かなくなり、廃業に追い込まれるリスクがあることです。

開業のために初期投資した資金を無駄にしてしまい、しかもお客様が来ない時期は、貯金を切り崩して生活費・経費にあてることとなり、厳しい生活を強いられることになります。

これは整体師で独立するときに限った話ではなく、株式会社を起業するときでも、個人事業主として独立するときも皆同じですが、リスクをとらなければリターンは得られません。

開業するときは、最低でも一年は生活水準が下がってしまうことを覚悟して、サラリーマンの時期に十分な貯蓄をしておくなどの対策をしておきましょう。

☆開業にはどのような手続きが必要か

個人事業主として開業する場合には開業届が、株式会社を設立する場合には登記することが必要ですよね。

でも、整体院を開業する場合は、不動産会社と店舗契約することくらいで、実は他の機関に開業届を提出する必要はありません。

☆開業した方は、どういうことに悩むのか

開業してみると、店舗の家賃、光熱費、備品、消耗品、人件費など、サラリーマン時代には考えたこともなかったお金の悩みに直面することになり、全てのお金が自分の銀行口座から出金されることになります。

しかもお客様が少なく、売上がたたない時期には、入金がない銀行口座から支払いを行うことで、銀行預金がどんどん減っていく。そんなお金の不安と戦うことになります。

将来的に独立を目指している方は、雇用されているときから経費の意識を持ち、コストダウンのためにあらゆる工夫をして、自分が経営しているつもりで売上と利益をシミュレーションすることが大切です。

整体院の開業したあと、お金以外の大きな悩みは『集客』です。

店舗を構えたからといって、いきなりお客様がたくさん来てくれるわけではありませんので、まず、近所に営業をして、ブログやSNSなどを繰り返し告知をすることが大切です。

つづく・・・

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